3095・SANYO/MCO-19AIC CUV/CO2インキュベーター
SANYO/MCO-19AIC CUV/CO2インキュベーター/
「培養しながらコンタミネーション防止」メカニズム(海外・国内特許取得済)
細胞培養において、最大の“なやみ”はコンタミネーションです。温度制御技術が向上した現在、インキュベーター製造各社が、コンタミネーション防止機能を特長にしています。当社は、フィルターの交換作業や培養を中断して、予備のインキュベーターに細胞を移すといった、わずらわしい作業をすることなく、“培養しながらコンタミネーション防止”にこだわりました。
速いCO2濃度復帰
IRセンサーと、CO2濃度のPID制御により、素早い復帰*を実現しました。(特許出願中)特に扉開閉頻度の高いユーザーの方々に、より安定したCO2濃度環境を提供するインキュベーターです。
湿度の影響なく制御できるIRセンサー
CO2濃度制御には、湿度の影響を受けないIRセンサーを搭載しました。長寿命セラミック光源とチョッパーレス赤外線検出方式を採用。駆動部がないため、高い信頼性と精度が得られます。
右開き・左開きのどちらかが選べるリバーシブルドアを採用しました。設置場所や周辺の機器配置に合わせて、使いやすい開閉方向をお選びいただけます。また、扉の各コーナーにグリップ※を設けた開閉しやすい設計です。
培養細胞に対する安全性
- オゾンレスUVランプを採用
- 加湿トレイカバーによる培養エリアへのUV遮蔽構造
(反射による培養エリアへのUV漏れ量は室内蛍光灯照明時の机上レベル以下です) - シャーレ・培養フラスコでのUV遮断
(シャーレ・培養フラスコの材料であるポリスチロールは50mmの厚さでUVを100%遮断します。右の写真はシャーレの蓋がUVを遮断し菌の増殖を妨げないことを示します)
主な特長
- 短時間(約130分)低コストなH2O2高速器内除染
- 視認性の良い多機能液晶コントロ-ルパネル
- 内蔵型電気錠で、H2O2除染中の扉開閉防止
- 新「小扉付内扉」で出し入れ時の器内ガス流出を低減
- 長寿命のジルコニアO2センサー搭載
- デュアルIRセンサーで安定したCO2制御
- 場所に合わせて設置できる2段積み構造とリバ-シブルドア構造
- DHAジャケット構造+チャンバー・底・扉3系統独立ヒ-ター制御
- 抗菌性の高い銅合金ステンレス内装
- UVランプ殺菌システム標準装備
- 内容量
- 162L
- 温度制御範囲
- 室温+5〜50℃