2949・パーキンエルマー/2390/Enspire Alpha/プレートリーダー
パーキンエルマー/2390/Enspire Alpha/プレートリーダー
実績のあるEnVision™の技術をベースとすることで、非常にリーズナブルな価格で、極めて高いAlphaScreen測定パフォーマンスを実現します。
◆測定方法
化学増幅型ルミネッセンス プロキシミティホモジニアスアッセイ
■ 製品リスト
AlphaLISA immunoassay kits : 混ぜるだけELISA
細胞培養液・血清・血漿中の目的分子を検出するためのキットです。
AlphaPlex : マルチプレックスアッセイ
異なる発光波長のアクセプタービーズにより、1 ウェル内で複数のターゲットを検出します。
AlphaLISA エピゲノム創薬ツール
ヒストン修飾酵素アッセイ
ヒストンペプチトあるいはヒストンタンパク質を基質として、メチル化/アセチル化修飾をLANCE Ultra または AlphaLISAテクノロジーで検出します。
細胞ベースアッセイ
細胞内のヒストン修飾をAlphaLISAテクノロジーで検出します。
Alpha キナーゼ阻害剤の探索ツール
Alpha SureFire Cellular Kinase Assay kits : 細胞内在キナーゼアッセイ
細胞溶解液内の特定のリン酸化されたタンパク質を洗浄操作なしに検出可能なアッセイシステムです。
原理
Alphaテクノロジーは、ドナーとアクセプターの2つのビーズを使用します。
ドナービーズに結合した分子が、アクセプタービーズに結合した分子と生物学的に相互作用し、2つのビーズが近接した状態の時にのみ、発光シグナルを検出することができます。レーザーによって励起されたドナービーズ内のフォトセンシタイザーは、周辺の酸素を励起状態の一重項酸素に変換します。一重項酸素はドナービーズ周辺に拡散し、近接しているアクセプタービーズに到達するとビーズ内の化学発光反応を引き起こし、最終的に光が放出されます。ドナービーズに結合した分子とアクセプタービーズに結合した分子が相互作用しないときは、ドナービーズの産生する一重項酸素がアクセプタービーズに到達しないため、化学発光反応は起きません
特長
簡易 | 分離・洗浄ステップの必要が無い“Mix & Measure”アッセイです。 |
---|---|
非放射性 | RIを使用するときのような特別な試薬操作や廃棄の必要がありません。 |
低バックグラウンド | ・680nm という長波長の励起光と、それよりも短い 520~620nm の放出波長の組み合わせは、アッセイ成分の干渉(内部フィルター効果)を受けにくく、バックグラウンドが非常に低くなります。 ・シグナルの時間分解測定により、励起光照射直後に発生する蛍光に伴うバックグラウンドを低減します。 |
高感度測定 | 各ドナービーズから発生する60,000個もの一重項酸素分子により増幅されたシグナルは、多くの生物学的アッセイでアトモルレベルの検出を可能にしました。 |
広いダイナミックレンジ | sub-nM レンジはもちろんのことµM レンジまでの親和性の相互作用の検出が可能です。 |
低分子から高分子まで検出可能 | ビーズは 200nm の範囲内で検出されます。この距離は非常に複雑な組み合わせの相互作用を、非常に単純に検出することを可能にします。 |
自動化が可能 | ビーズは極微小(直径250nm)で、沈殿したり分注ヘッドに詰まったりすることが無く、分注操作の自動化が容易でHTSに理想的です。 |
少量化が可能 | 試薬濃度を変えたり、感度を落としたりすることなく、簡単に 96-、384-そして 1536-ウェルフォーマットに適応可能です。アッセイはほんの数?L で行うことができます。弊社のトップシールA (粘着シールフィルム)はサンプルの蒸発を防ぎ、貼ったままで測定することが可能です。 |
高い汎用性 | 多くの生物学的相互作用(酵素・レセプター・リガンド相互作用・低親和性相互作用・セカンドメッセンジャーレベル・ DNA・ RNA・タンパク質・ペプチド・糖・低分子)のアッセイを行うことが可能です。 |
低コスト | アッセイは試薬の使用量を抑えることにより、ウェルあたりの試薬コストを数円にすることが可能です。 |
スタッカーシステム
複数枚のプレートの連続測定が可能です。スタッカーカセットは20枚用と50枚用から選べ、どちらもEnVisionのスタッカーシステムでも使えます。アダプターを使用することにより、EnSpire用のスタッカーカセットをJANUS用スタッカーシステム PlateStakにも使用できます。