Bio tech 2017 参加して来ました
理化学何でも相談役の山本 実です。
先週6月28日(水)〜30日(金)の期間、お台場東京ビックサイトに於いて「第16回 BIO tech 2017」が開かれました。
※同時開催 第30回 インターフェックス ジャパン 第11回 医薬品原料 国際展 第1回医薬 EXPO 主催リード エグジビション ジャパン 株式会社
蒸し暑い日でしたが、曇り空で気温は低く比較的過ごしやすく、展示会場をぐるぐる廻るのも、左程苦にならない気候でした。さすがに、気温が上がってくると、国際展示場正面駅から、提示会場に行くまでに、バテて疲れ切ってしまい、ゆっくりと見学など出来る状態になりません。
さて、私は、関東地区で開催される展示会には、必ず時間を取って参加致します。今現在の、流行りは何なのか?とかこれからの新技術はどんなの物が有るのだろうか?ユーザーさん達の期待する事は何なのか?気にはなっていたけど、見た事の無い設備・装置・機器・試薬・消耗品・サービスの数々を実際に見たり、説明してもらったり、触らせてもらう事で自分なりのイメージ、感想をしっかりと持ちたいと思っています。カタログやWEBなどの情報だけだと中々、お客様にPR出来ませんから。
上記の理由よりもさらに重要なのは(楽しみなのは)業界の人々に逢える事です。勝手知ったるメーカーさんや代理店さん達に会っては、近況を報告し合ったり、業界の噂話に花を咲かせたり、もちろん景気や売れ筋などの情報や裏話など・・・又、会場を歩いているとひょんな所で、普段なかなかお目に掛かれない懐かしい顔に出会ったりして「今、何やってんの?」みたいな話になります。
そんな、いろんな話を聞いては、明日からのお客様や取引先との話題のネタにしようと、こっそり心の中のメモ帳に書き込んでいます。
中には、面白い事を考えたり、実行して居たりする方も居て、そのバイタリティー、先見性に感服すると共に、自分のモチベーションも知らずに上げてもらっています。ですから、会場から出て岐路に着く時には、多くのカタログ、資料、ブースでもらったノベルティーの数々と共に、数々の思い出を抱いて、心地よい疲労感を身に纏うのです。ゆりかもめに乗って新橋まで、行くのですが、席に着いた途端「爆睡」・・・新橋で車内の中一人いつまでも眠っていました。
今回、「展示会で見た面白い製品」をちょこっと披露したいと思います。
先ずは株式会社トミー精工 大口径のオートクレーブ FLS-1000 開口部450mm 高さ780mm 100Lフレキシブルドアで単相200Vの電源です。チップなどのオートクレーブと言うよりは、大量の廃棄物、動物用ケージの滅菌などにはもってこいです。価格も90万円とトミーさんにしては低価格な設定では?
http://bio.tomys.co.jp/products/autoclaves/large_diameter/
続いて、十慈フィールドのLABOPAD CにLABOPAD H 薄型の恒温プレートで Cは-10℃〜100℃までの温度設定が出来、Hは室温+3℃から100℃の温度設定が出来ます。このフレートの上に0.2mlチューブ〜50mlチュブやマイクロプレート用、90mmシャーレ用のブロックを乗せて、冷やしたり、温めたりする作業をします。翌空の発泡スチロールにクラッシュアイスを詰めて、そこにチューブやシャーレを置いて冷やしていますが、発泡スチロールも氷も決してキレイな物ではありませんから、ちょっと気になりますよね。そんな時には、このLABOPADを。サイズは110×74mmと小型なのでどこへでも・・・クリーンベンチ内でも使用できます。
http://www.juji-field.co.jp/products/devices/labopad.html
プライムテック 高速DNA検査装置 ParaDNA 簡易的にダイレクトサンプリングによる迅速に遺伝子スクリーニングが出来るDNA 検査装置です。口腔内わ拭き取るような独自のサンプルコネクターなるもので、DNAを採取し、その採取したわずかなDNAを直接解析します。持ち出しのできるポータブルタイプもあるので、法医学(STR判定) Point of care 細菌検査 生体資料(唾液、血液など)による遺伝子バイオマーカーの検出 食品・環境の汚染判定などが、「現場」で直接できます。測定対象によるカスタムキットも用意できます。
http://www.primetech.co.jp/products/tabid/90/pdid/243/language/ja-JP/Default.aspx
ご興味のある方は是非、メーカーHPを添付しておきますのでご覧下さい。又近日中に、「展示会で見た面白い製品」をちょこっと披露・・・第二弾をお知らせしたいと思います。