理化学機器・医療機器・分析機器の下取り・買取・売り払い・販売システム
BIoff(Bio+Off:バイオフ)システムについて
理化学何でも相談役の山本 実です。
この度、株式会社山Pは理化学機器・医療機器を中心とした、下取り・買取・売り払い・販売システムを開始いたしました。
きっかけは、この年度末に良くある光景を何年も何年も見続けていたからです。それは、粗大ゴミ置き場にあるまだまだ使えそうな機器が捨ててある光景です。本当に、使えそうには無くボロボロになった機器には、心より
「ご苦労様、本当に良く頑張ったね。」「さぞ、研究者の方々の役に立ったんだろうね。」と思えるのですが、何かの事情で廃棄せざるを得ない機器が、同じ場所に捨てて有るのを見ると心が痛みます。「まだまだ使えるんじゃないのかな?」と思ってしまいます。理化学何でも相談役の私は、最新のピカピカの機器が研究室に置いてあると、ついつい関心や目が向いてしまいますが、研究室の片隅や実験台の下で、使われずに放置されている機器についても同じです。それらの機器が「まだまだ、使えるよ!!役に立つよ!!」と訴えかけているようにも思えて仕方ありません。そんな、機器にもう一度スポットライトを浴びさせたい!!働く場所を与えたい!!と願うばかりです。
一方、最近では、研究者の方から、「予算が足りません、中古品で構わないので、機器を用意してくれませんか?」と言った内容の相談を良く受けるようになりました。理化学何でも相談役の私としては、当然何とかしなくてはなりません。低価格でもスペックの良い新機種をご提案して、何とか予算内に収める事を心がけます。それでも、遥か予算オーバーなんて事は多々あります。複数購入しようとしていた品目を削ったり、メーカーや代理店に価格の交渉をしたり、納品の次期をずらしたりとか、ありとあらゆる手段を講じます。でも、研究者の方が望んでいるスペックが同じならば、何てことはありません、中古でも良いのです。もしかしたら、オーバースペックで研究者の方が必要としている機能以外に、まず使う事の無い機能が載っかっている物は「余計」な物でしかありません。又、最近の理化学機器は、大抵制御用もしくは、分析用のパソコンが附属されています。暫らく使っているうちに、機器本体は何の故障も異常も無いのに、パソコンが壊れてしまったり、OSが合わ無くなったりして使い物にならないケースも良くあります。その逆で、パソコンは元気なのに、本体機器が壊れてしまったというケースも当然有ります。そんな時はどうしますか?多分機器本体もパソコンも捨ててしまっているのではないのでしょうか?
そんな時こそ、機器本体が壊れてしまったのなら、同じ機器の中古品を揃えれば良いのです。パソコンが壊れてしまったら同じスペックや同じOSの搭載されたパソコンを揃えれば良いのです。理化学何でも相談役の私が探して来れば良いのです。そんな風に思うようになったのです。
ちょっと話はそれますが、以前、A社のMACがWinに市場の大半を奪われ、稀少パソコンになりかけた事がありました。理化学機器の中には、MACを制御用のパソコンとして使用している研究室は結構ありました。世の中の市場とはまた違った環境でした。当時は、MACのパソコンは高価で1台購入するだけでも大変な金額でした。それなのに、研究室の中にはは2台持つところも有りました。付属品のハードディスクドライブやMOドライブ、フロッピーディスクドライブなど現在では殆ど見かけないものですが、こちらも2台ずつ用意していました。何故なのか・・・・それは、今の様に大容量のデーターを簡単に保存する手段の無かった時代には致し方なかったのかもしれません。と同時にパソコンの進化も早かった時代なので、今使っているパソコンが市場から無くなってしまうのを予測して、上記に書かせて頂いた通り、パソコンが壊れた時の予備(保険・リスクヘッジ)として、使わずに保管していたのです。
でも、考えてみれば、当時もパソコンが壊れたら、同じスペックや同じOSの搭載されたパソコンを中古市場から探してくれば良かったのです。ネットは今ほど充実していなかったので、簡単に探す事は出来なかったとは言え、秋葉原辺りに行けば、中古のMACなど幾らでも販売していました。
そんな発想は持っていなかったのです。又、「中古品」に対してはあまり良いイメージが無かったのでしょうか?高価なMACのパソコンを2台持つような潤沢な研究費を持っていた研究室ならではの考え方だったのかもしれません。
今は当時ほど「中古品」に関する偏見やこだわりは無くなってきています。むしろ、研究費は限られています。抑える所は抑えて、本当に必要な物に予算を掛けるべきです。ですから、理化学何でも相談役の私にご相談ください。お声掛け下さい。「必要」な物は探してきます。「不用」な物は引き取ります。是非是非山PのBIoff(Bio+Off:バイオフ)システムをご活用ください。