1369・TAIYO(タイテック)/VC-36+VA-150/遠心式濃縮機スピンドライヤーライト+低音トラップ
TAIYO(タイテック)/VC-36+VA-150/遠心式濃縮機スピンドライヤーライト+低音トラップ/
VC-36(現行モデル:VC-36R)
再現性のある中型遠心濃縮機。少量サンプルから遠沈管での遠心濃縮まで対応。
主な用途
●DNAやRNA、タンパク質の濃縮乾燥
●糖タンパク・糖鎖・ペプチド等の濃縮乾燥
●その他、濃縮や乾燥を要するアプリケーションに
特長
充実した基本性能
耐薬性を踏まえ、マグネットドライブやテフロンコートのチャンバーを採用しました。加えて大型機のネックであったフタ材質をPVC製とし、ガラスに次ぐ耐薬性を確保。また、回転数や温度をデジタル化し、曖昧だった濃縮乾燥の条件を数値化しました。
リーク自動/手動、窒素パージ容易、冷却水循環も可能
真空解除は、自動および手動で可能。酸化を嫌う試料のために窒素ガスボンベの接続も行えます(別売の三方弁を使えば吸引ノズルへの接続も可能)。
また循環装置を接続(要セットアップ)することで、チャンバー内温度を低温に維持することが可能です。タンパク濃縮など温度の影響を最小限に押さえたい場合に有用です。
FreezDry(凍結乾燥)モードを搭載
油回転式の高真空ポンプを使うと高真空による潜熱の消失で水系試料は凍結しますが、そのまま乾燥を継続することができます。凍結を維持したまま乾燥を続けるためにはヒーターとローターは途中でOFFにし、ポンプだけを動かし続ける必要があります。FreezDryモードを使用すれば、このような運転も自動で行うことができます。ヒーターとローターをどのくらいで止めるかは事前に検討しなければなりませんが、熱に弱い試料(水系)の場合や凍結乾燥機では耐薬性に心配がある場合に便利です。
A-150
遠心濃縮における効率と安全の面で重要な機器。トラップ容量と冷却温度で選べる3機種。
主な用途
●遠心式濃縮機(VC-36/96)のトラップとして
●予備凍結槽や簡易凍結乾燥機として
●低温循環用の水槽として
特長
冷却能力がダイレクトにトラップ温度になる直冷方式
冷却槽内に冷却コイルがある構造のため、とくに冷却槽に直接トラップする場合、冷却能力がほぼそのままトラップ温度になるため、冷却槽の外側(つまり装置内部)に冷却コイルがある間接冷却方式よりも確実に蒸気をトラップできます。
水やアルコールは直接、その他はガラスコンデンサーに
槽内に蒸気を直接トラップする場合は、ノズル付き蓋(別売)を冷却槽に取り付けます。直接トラップのメリットは容量が多めで冷却温度がほぼそのままトラップ温度になる点ですが、溶媒が装置に直接触れることになるため、水およびアルコール系に限ります。その他の溶媒はガラスコンデンサー(別売)を槽に入れてトラップしてください。
上記コメントは、後継機種についてです。